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モンスターハンター モンスターハンター(Monster Hunter)は、株式会社カプコンから発売されたオンラインアクションゲーム。プレイヤーはハンターとなり、村や街で依頼されるクエストをこなすことによってゲームを進めていく。「狩猟」をテーマにした独特な世界観、巨大な敵との対峙・共闘等の斬新な要素で根強いファンが多い。通称は「モンハン」(記述する際には「MH」が多い)。 概要 2004年3月11日に発売されたハンティングアクションゲーム。 オンラインプレイに対応しており、サーバー上にルームを作り最大4人のプレイヤーで共闘するといういわゆるDiabloやPSOの流れを汲んだ作品であるが、RPG的要素の強いそれらに比べて 非常にアクション性が高い作りになっている。また、レベルのような、数値的な成長要素が存在しないため、キャラクターは装備品の変更でしか強化できないが、巧みなバランス調整により、ゲームがプレイヤーを育てる。プレイヤーは、自らの腕が上達していくことを文字通り実感できるだろう。 プレイの流れは、オンオフ共通でギルドや町人から特定のモンスターの討伐・捕獲やアイテムの運搬・採取等の様々な「クエスト」を受注して、用意されたフィールドへと出発し、与えられたクエストを達成していく。最終目的はなく、クエストの報酬やモンスターから剥ぎ取った素材(他のゲームでは敵からのドロップアイテムに当たる)を使用して、様々な武器防具を生産し、より手ごわいモンスターと戦う事が目的となる。レベルやいわゆる「職業」は存在しないが、カテゴリの違う武器を装備する事によって操作方法やプレイ感覚が全く異なるため、別のゲームをプレイしているかのような感覚を味わえる。 元はオンライン専用ゲームとして開発が進められていたが、オンライン専用では売れないという風潮から、急遽オフラインで遊べるモードも付け足された経緯があり、それ故にオフライン部分の出来はあまり良いとはいえない。オフラインでは入手不可能なアイテムがあるなどのオンオフの格差は、もともとオンライン専用に作られたということや、オンラインモードが有料なため、格差をつけないとオンライン参加者の減少や、オンライン参加者がオン・オフに格差をつけることを要望することなどを会社側が想定したたためであると考えられる。 尚3月下旬にトレーディングカードとしてモンスターハンタートレーディングカードゲームが発売される。 モンスターハンター(MONSTER HUNTER) 2004年3月11日発売。プレイステーション2専用ソフト。シリーズ第1弾として発売された。発売前は、プレイヤーや各メディアからそれほど注目を受けていなかったものの、その独創的なゲーム内容から口コミで人気に火がつき、カプコンの代表作と言えるシリーズへと成長していく。 当のカプコンも、それほどハンターが増えるとは考えていなかったらしく、発売からしばらくの間、サーバーの能力不足によるサーバーダウンからのサーバー増強を、幾度も繰り返し行っていた。 初代に当たる今作は、ハンターの間で「無印」とも呼ばれている。
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03-60 ハンターカード カードタイトル:パワーハンターボウI パワー:200 ランク:★★ 武器系統:弓 必要素材:0 防具:レックスシリーズ イラスト:MID <オート/狩場>:この狩りが2頭討伐の場合、このカードのパワー+500。
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モンスターハンターとは 2004年にカプコンから発売されたアクションネットゲーム 最大4人でチームを組み、フィールドに棲む様々なモンスターを ハンティング(狩り)する形式のゲーム。 狩りで得たモンスターの素材で武器や防具を作り 更なるハイランクのモンスターに挑んでいきます。 カプコンのアクションMOです。 オンラインで、でっかい飛竜を倒そうぜ! そんなゲーム。 ちなみにシリーズ5周年になりました。パチパチパチ モンスターハンターシリーズ 【PS2】 モンスターハンター ↓ モンスターハンターG ↓ モンスターハンター2(dos/ドス) 【Wii】 モンスターハンターG モンスターハンター3(tri/トライ) 【PSP】 モンスターハンターポータブル ↓ モンスターハンターポータブル2nd ↓ モンスターハンターポータブル2ndG 【WINDOWS】 モンスターハンターフロンティアオンライン 武器と防具 モンスターハンター(MH)は狩りで倒したモンスターの 皮や体の一部を素材にして武器や防具を作ることが出来る。 強いモンスターほど、優秀な武器・防具が制作可能。 武器職は「剣士」と「ガンナー」に分かれる。 「剣士」は接近戦でモンスターと戦う、いわば前衛。 片手剣 双剣 大剣 太刀 ランス ガンランス ハンマー 狩猟笛 スラッシュアックス 「ガンナー」は主に中・遠距離で銃火器による攻撃を行う。 ヘヴィボウガン ライトボウガン 弓 剣士武器は序盤から安易に制作が出来、狩りも進めやすいが ガンナーは弾薬代など諸経費が掛かるので最初は苦しい家計を 強いられる。 防具は、頭・胴・腕・腰・脚と5つのパーツに分かれている。 それぞれパーツの組み合わせが可能、自分好みに差し替えて 見た目を変えることが出来る。 その他にもスキルや装飾品など、新要素も加わり 戦略的に組み合わせを考える楽しさも増えた。 その他 【良い部分】 MOならではの気軽に参加して遊べる、サヨナラできるので とっつき易く、アクションゲームなので自由に行動できる。 戦闘も目まぐるしく展開するので刺激があって面白い。 Lvという概念が無く、武器・防具の換装次第で ベテランもビギナーも同じ立場で遊ぶことが出来る。 アクションが長けている人だと1年も2年も差は関係ない。 【悪い部分】 家庭用ゲームは決められたデータしかディスクに入ってなく 巧い人だとある程度の日数でオールクリアーもできてしまう。 目的が無くなり、飽きて離れるMO独特の性質がある。 アクションなのでログを読んでクリックなタイプと違い アナログレバー2つと複数ボタンという独特な操作性 スピーディな戦闘についていけず難儀する部分もある。 チャットなどコミニュケーション面も最低限の機能しか ついてないのでストレスが溜まる人も少なくない。 萌え要素がまったく(一部は含んでいるかも)ない。
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『モンスターハンター』(Monster Hunter)は、カプコンから発売されたハンティングアクションゲーム。 概要 プレイヤーはハンターとなり、村や街から出されるクエストをこなしていく。 そのクエストは狩猟、討伐、採取なのさまざまで、達成条件も変わってくる。 このゲームの目的は、敵を倒し装備を強め、より強い敵を倒すことが目的となる。 レベルなどは存在せず、己の腕…つまりテクニックのみでこなしていかなければならない。 モンスターの種類は40種類以上居て、まだ実装されていないモンスターも数多く居る。 通称は「モンハン」、記述する際には「MH」が多い。 2009年春にMH3(tri-)の発売が決定された。 はじめはPS3で発売と予定されていたがWiiに変更された。 新しい戦闘として水中が追加された。 新モンスターとして海竜種のラギアクルス、飛竜種のクルペッコ、ジャギィ、ジャギィノス、ドスジャギィが公開されている。 ムービーではサメなどのモンスターも確認できる。 MHFでは魚竜種のヴォルガノス亜種、鳥竜種のヒプノック亜種、甲殻種のアクラ・ヴァシム、アクラ・ジェビア、飛竜種のエスピナス、エスピナス亜種、ベルキュロスなどがいる。 MHオラージュではデルマイオス、デルマイオス、牙獣種のナコ・アグールなどがいる。 アイスペでの話題 流行り始めたのは2006年。 2ndが発売された時期だ。 モンハンを持ってないのはJohanぐらいである。 ちなみに当時のJohanは世界樹の迷宮というゲームをしていた。 MHFをやっているのは蒼星龍のみ アイスペでのモンハン 住民 メラルー モンスター フルフル ティガレックス グラビモス ウカムルバス キリン 黒龍 用語 鬼斬破 鬼人化 オトモアイルー 【MHF】モンスターハンターフェスティバル <TEAM ISUPE>
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◆モンスターハンター ←戻る (PCLv35 + 料理人CLv5) 命力 魂力 腕力 体力 器用 素早 魔力 抗魔 集中 成長値 +4 +3 +4 +3 +3 +4 +4 +3 +3 HP 攻撃 防御 魔攻 魔防 命中 制御 行動 回避 補正値 +10% - - - - - - +15% - 移動コスト 12 ◇モンスターハンターソウルアビリティ 名前 効果 SP AC 修得条件 医食同源 ターン開始時、装備した『食物』を使用してHPを回復できる 自身の待機ゲージ+150 / 使用条件は戦闘設定で行って下さい。 2 2 - - - - 朝食作り 料理 / 朝開始時、装備した『食物』を使用して 自身以外の味方全員のHPを回復する。回復量は頭割り 2 3 - - - - 昼食作り 料理 / 昼開始時、装備した『食物』を使用して 自身以外の味方全員のHPを回復する。回復量は頭割り 2 3 - - - - 夕食作り 料理 / 夕方開始時、装備した『食物』を使用して 自身以外の味方全員のHPを回復する。回復量は頭割り 2 3 - - - - 夜食作り 料理 / 夜開始時、装備した『食物』を使用して 自身以外の味方全員のHPを回復する。回復量は頭割り 2 3 - - - - 創作料理 料理 / 戦闘勝利時、倒した敵を使って『食物』を生成する 3 1 - - - - - - - - - -
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モンスターハンター3 【もんすたーはんたー とらい】 ジャンル ハンティングアクション 対応機種 Wii メディア 12cm光ディスク 発売・開発元 カプコン 発売日 2009年8月1日 定価 7,340円(税込) プレイ人数 1人~2人(オンライン接続は1人~4人) レーティング CERO C(15歳以上対象) 周辺機器 ヌンチャク、クラシックコントローラ、USBキーボード対応 判定 なし ポイント 久方ぶりの新規ナンバリング作品システム改革に伴うモンスター・武器の大幅な削除ゲームバランスは概ね良いクオリティは及第点以上不便なチャットシステム開発ハードの変更や商品展開の難も話題に モンスターハンターシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 オンラインプレイ時の問題点 総評 発売前の話題・小売殺し 余談・その後の展開 概要 カプコンの人気シリーズの一つ『モンスターハンター』の一作。読みの「Tri(トライ)」とはラテン表記における「3」のことである。 PS3での発売が予定されていたが開発中止となり、Wiiでの発売となった。 シリーズ前作の『モンスターハンターポータブル 2nd G』が爆発的にヒットし、2008年のゲーム大賞を獲得するまでに至ったために、この作品に対する期待は高まっていた。 特徴 『モンスターハンターポータブル 2nd(セカンド)G』(以下MHP2G)や『モンスターハンターフロンティア』といったシリーズ近作は、『モンスターハンター2(ドス)』(以下MH2)をベースに、独自のフィールド・モンスター・装備品など盛り込むような形で作られていた。 本作はナンバリングが振り直された事に伴い、舞台となる地域や登場モンスターが大幅に刷新されている。但し舞台は別地方であるものの世界観は共通。 それにともない、後の作品の骨組みの一部となる新しいシステムが意欲的に盛り込まれている。 モンスター 全部で18種類。大型モンスターはリオレウス・リオレイア・ディアブロスを除き全て完全新規。ただし亜種・希少種といったモンスターは存在しない。 旧作から登場している上記3種も、新規モーションの追加や変更が加わっている。 モンスターの生態がより詳しく表現されるようになった。例えばモンスター同士の絡みの要素が多く盛り込まれている。 モンスター同士の攻撃が、互いに大ダメージを与えあうようになった。大型モンスターは小型モンスターを豪快に蹴散らしながら暴れまわるようになり、巻き込まれて小型が死ぬ場面も多く見られるようになった。また大型の同士討ちを誘う戦略が有効な局面も。 一部の小型モンスターは、大型モンスターを確認するとそのモンスターに対して威嚇や攻撃を行う。 大型モンスターはスタミナが減るとパワーダウンし、草食モンスターを捕食したり、ハンターへ拘束攻撃をしかけることで体力を回復しようとする。 別種のモンスターを呼び寄せる能力を持つモンスターもいる。 クエスト対象外の大型モンスターがランダムに乱入する事がある。2頭狩猟クエストで登場すると、3体の大型モンスターが暴れ回ることもある。 モンスターの思考ルーチンに変更が加えられている。 基本的にハンターが行動不能になると、最大威力の攻撃を仕掛けてくるようなルーチンになっている。 特に実感させられるのが睡眠属性の攻撃を行うドスバギィだろう。ドスジャギィと同じような感覚で挑んだら、「睡眠→タックル」のコンボで沈められたハンターは多いはず。 装備品 武器カテゴリーは全部で7種類(大剣、太刀、片手剣、ハンマー、ランス、ボウガン、スラッシュアックス)。 スラッシュアックスは完全新規武器。旧作にあった双剣、ガンランス、狩猟笛、弓は登場しない。武器間のバランスや水中戦を加味した結果だと思われる。 武器のモーションが一部見直し・追加されている。 これにより片手剣や大剣でスタン(めまい状態)を取りに行くといった戦術が可能になった。 ハンマーは破壊力はそのままに、モンスターのスタミナを減らせる減気攻撃の特性が追加され、派生攻撃が大幅に追加されたり、キャンセル等が効きやすくなったために飛躍的に使い勝手が良くなっている。 ランスも従来のものと比べ、新モーションの使い勝手が非常に良く、より攻撃的な武器に様変わりしている。本作のみ突きの3回目からカウンター突きを出せるため頭一つ抜けているが、バランス崩壊には至っていない。 ボウガンが従来のライト・ヘビィに加え、ミドルが追加されて3種類になった。「フレーム」、「バレル」、「ストック」の各パーツを生産し自由に組み合わせでき、合計の重さで種類が決定する方式になった。 シリーズ中では珍しく「下位」防具を強化で「上位」に昇格させることが可能。装備を選ぶ上での自由度向上と共に、下位防具の死蔵をある程度防げる。 『MH2』とは異なり通常の上位装備も、必要素材さえあれば下位防具からの派生なしで作成可能なのでご安心を。 個々にスキルポイントやスロットが付加されている装備アイテム「お守り」が採用されている。 水中戦 「ハンター自ら水中に潜って戦う」という、従来には無かった新しい戦闘システムが導入された。 今までは水中の相手に対する手段は非常に限定的であったが、今作では水中でまともに戦うことが出来るようになった。 操作に多少の慣れが必要で、とっつきにくい印象がある反面、地上戦では通常狙いにくい部位を攻撃できたりする利点もある。 今作では重要なゲーム要素のひとつとなっており、下記の闘技大会や村専用のクエストにも水中のみのステージも存在する。 村専用となる大海龍ことナバルデウスの雄大さは一見の価値あり。 農場 増やしたいアイテムを指定して増やしてもらう方式。日数を指定し、経過した段階で農場に行けばまとめて受け取れる。 ハチミツ・虫・キノコなどが指定可能だが、鉱石は採掘できない。 魚は漁師に依頼することで取ってきてもらえる。村マップで依頼可能なのは便利だが、半日~3日と更新間隔が短く農場に比べ手間がかかる。 システム関連が整理され、従来に比べ採取作業効率が良くなっている。(下記の評価点も参照) 闘技大会 従来の作品同様に特定の装備で特定のモンスターを討伐する、いわゆる模擬試合。ここだけでしか手に入らないアイテムも存在する。内容も従来同様に、やり応えのあるものになっており、装備固定の関係上、力押しよりも戦術が大切になる場合も多い。また、報酬を使って手に入れることができる装備にはかなり実用的なものもある。 オフライン・オンライン問わず、闘技場で2人プレイができるようになった。 オフラインでは、自分のキャラクターデータを保存したWiiリモコンを持ち寄り、友人と遊ぶ楽しみ方が出来る。また、やりこみ要素になってしまうが、オフラインの特定クエストでのみ入手できるものも存在する。ただし、プレイヤーの操作ミスによるデータ消失(後述)には要注意。 オンラインでは、一人でも一応参加可能だが、闘技専用の募集コーナーがあり、共闘相手を探しやすい&オンライン限定のクエストも存在する。また、オフラインと違い、一定期間でクエスト内容の入れ替えが行われるため、時期を逃すと入手しにくいものも。 一部の仕様変更 閃光玉やシビレ罠は同じモンスターに何度も仕掛けると耐性がついて効果持続時間が短くなる。ハメ対策と思われる。 閃光玉は効果範囲も弱体化しているため、しっかりと当てる技術も必要になった。 落とし穴がディアブロスに効くようになった。これは後作にも引き継がれる。 一部スキルが統合されていたり、発動に必要なスキルポイントが底上げされているものもある。 「さびた塊」系のアイテムの変換方法が変わった。 素材としてこれらのアイテムを入手し生産するのではなく、クエスト中に入手することで精算時に自動で何らかの装備品に変化するようになった。 これにより、前作まで可能だった「リロードの繰り返しでレアな装備を狙う」方法はできなくなっている。 ネコキッチンも仕様が変わっている。 自分でアイルーを雇うことはできず、レベルはクエスト進行に伴い自動で上がるように。 その代わり、前作では単なる素材だった食券を使うことで狙いの食事効果を確実に発動したり、食べたことのある組み合わせの食事効果が表示されるようになるなど便利な部分もある。 評価点 旧シリーズの不満点を解消しようとする試みが随所に見られる。 当たり判定が大幅に改善。旧シリーズに見られた理不尽な当たり判定は少なくなり、視認と判定がほぼ一致するようになった。 壁際でのカメラワークの乱れがほぼ解消された。脱出困難となる壁際の袋小路も減少しているため、壁際でも戦闘しやすくなっている。 プレイヤーが受身を取るなど、新モーションが追加された。また転倒中もスタミナが回復するようになり、スタミナ切れで回避・防御が出来ずハメ殺されるパターンが減少した。 小型モンスターの下方修正。過去作品に比べ攻撃頻度や正確性が減少。大型モンスターとの戦闘に集中しやすくなった。 ステータス確認画面でリモコンのポインタを合わせることでスキルの説明を見ることが出来るようになった。 ゲームバランスや新規モンスターは概ね好評価。 モンスターの中では、ボルボロスとイビルジョーの人気が高く、後の『MHP3』での弱体化を残念に思ったプレイヤーも多い。それ以外のモンスターも、過去作に無かった独特の動きを見せる。 続投の大型モンスターは3種のみだが、こちらの仕様変更も好評。 特に「チキン飛竜」「空の王者(笑)」などと言われていたリオレウスは、こちらから手が出せない動作が大幅に減少。剣士系でも殴れるぐらいの高さからの低空での空中戦が主体となり、威風堂々とした戦い方を身に付けた。その一方、低空飛行時には風圧が嫌というほど発生し、風圧で動けない時にリオレウスの攻撃が直撃→力尽きる、という事態が多発。一部のハンターから不満が聞かれるようになった。少数ながら、「低空をパタパタ飛んでいる今作より大空を雄大に飛んでいた過去作のほうが格好良かった」という声も。 プレイヤー側に不利な要素(モンスターをハメにくくなった事など)が増えた一方で、有利な要素(モンスター同士の攻撃ダメージ増加など)も増し、より奥深いゲームとなった。 剣士と比べて不遇だったガンナーの扱いが改善された。 弾薬がアイテムスロットを圧迫し採集できないという問題を、弾薬用アイテム枠追加で解決。 更に剣士用ポーチとガンナー用ポーチを独立させ、剣士→ガンナーに装備を変えた時にあらかじめ必要なアイテムが揃うようになった。 下位ボウガンでも上位で使用出来るように強化できるため、下位で作ったボウガンが無駄にならない。 弾の種類が増え、スタミナ減少・気絶・尻尾の切断を狙えるようになった。 『MH2』にあった「サブクエスト」が復活し、結構な数のクエストに付加されている。 特定の条件を満たすと報酬が増えるというもの。貰える物の中には通常入手困難なものも一部含まれる。 条件を満たした上でベースキャンプで手続きすると、サブクエストクリアとしてクエストを終了することが出来る。 主目的を達成していないためクエスト完全クリアにはならないものの、この部分の報酬やクエスト内で入手したアイテムなどは受け取れる。 クエストを失敗しそうな状況などになった時、非常手段としても有用。 グラフィックが美しく、フィールドやモンスターの迫力を引き出している。モンスターの鱗の質感などに生き物らしさが加わった。 地味な変更点ながら、モンスターの影が従来の単なる円形からモンスターごとに固有の形状になっている。 ただし、過去作『MHP2G』までのグラフィックは全て一貫して同じだったために、それに見慣れていると最初は違和感を感じる事もあった。 採取・採掘ポイントにそれとわかるオブジェが表示され、見つけやすい。 それまでと異なり、所持しているピッケルなどにアイテム欄をいちいち切り替える必要は無く、ボタン1つで採取できる。また、それ以上採取できなくなるとオブジェが消えるため、無駄に探すことがなくなった。 時間経過で採取・採掘ポイントのオブジェが復活したり入れ替わったりする。また色や形が違うレアオブジェ(珍しいものが出やすい)が出現する場合もある。 農場の仕様変更はゲームテンポの改善につながっている。 従来に比べ、農場が狭いので走り回らなくて良く、各コーナーを1回ずつ確認するだけで良いため採取時間が短く、特にオフライン序盤などは恩恵が大きい。 オンラインのプレイ料金にWiiポイントによる決済を導入したことでオンライン契約の煩わしさが無くなり、オンラインモードのハードルが下がった。 新たなオトモキャラ、奇面族の「チャチャ」の性能が前作までのオトモアイルーに比べて優秀。 「特技はノーコストで付け替え可能」「体力回復・能力強化などの能力をもつ踊りをデフォルトで使用可(こちらも変更可能)」「複数のお面を付け替えることでモンスター探知・肉を焼くなど様々な特殊能力を発揮」「採取だけでなく剥ぎ取りを行う」など非常にありがたい性能になっている。 ただ、優秀すぎて狩りの緊張感を削ぐ、という意見も一部ある。連れて行かない設定もできるのでこの辺りはお好みで。 ちなみに開発段階の設定では人間のオッサンハンターであったらしい。…この設定変更は正解だろう。もしこのままであったらオッサンが様々な踊りでハンターを強化していたのである。笛での強化になっていたかもしれない…。 ハイクオリティな音楽 今作の音楽は『MHP2G』より加わった小見山優子氏と牧野忠義氏がメインコンポーザーを担当した。 今作はチェコのオーケストラによる生演奏が使用されている。 本作でも、モンスターハンターの雰囲気を際立てる秀逸なBGMが数多く存在する。 壮大な曲調のメインテーマ『生命ある者へ』。 新アレンジでハンターを出迎える『英雄の証』。 『モンスターハンター』シリーズでは珍しい、ピアノを基調とした凍土の戦闘BGM『零下の白騎士』。 迫力満点の、パッケージモンスターを象徴する孤島の戦闘BGM『海と陸の共震』。 シリーズ初のボーカル入り戦闘BGM『月震』(*1) 世紀末を思わせる、ラスボスにぴったりな『殷々たる煌鐘の音』。 ジエン・モーラン戦の決戦ステージで流れる『迎え撃つ大銅鑼』。また、このステージでは、撃龍槍を当てるとちょっとした演出が用意されている。 その勇ましさから、ハンターの戦意向上に多大な影響を与え、評価も高い。 + 撃龍槍を当てるとどうなるのか? 決戦ステージでは、撃龍槍を装備した船をベースにして戦う。この時、ジエン・モーランに撃龍槍を一発お見舞いすると、『英雄の証』のショートバージョン(*2)に曲が切り替わる。ただし、撃龍槍を当てる前に討伐完了してしまうことも多いため、ソロでもなければ狙って行うのは難しい。 賛否両論点 モンスターの種類の絶対数が少なく、ひいてはその素材から作られる装備品の種類も少ない。 過去作の武器4種が削除された点も含め、「ボリューム不足」が指摘されている。 モンスター総数は携帯機の『MHP2G』で60種(亜種・希少種含む)。これと比べてしまうと、本作の18種という数字は大きく見劣りする(もっとも、2シリーズの総集編ともいえる『MHP2G』や、アップデートによるボリュームアップが臨める『MHF』と比べるのは酷な話ではあるが)。 また属性間の扱いの差も大きい。古龍種を除くと氷、雷、麻痺の使い手であるモンスターが1種類ずつしかおらず、必然的にこれらの属性を使いたい時の選択肢が狭まっている。 同じモンスターでも武器によって立ち回りが全く異なるため、武器削除がボリューム面に与えた影響は大きい。これまでのシリーズでは武器は据え置きあるいは増加傾向にあった中での削除なので、削除武器の愛用ユーザーからの不満は大きい。 ただし、新武器であるスラッシュアックスを含め、武器間のバランスはシリーズ中で比較的良い方である。(ただし地上に限る) 防具面についてもお守りが追加された事で、防具とスキルの組み合わせを考える際の自由度が高まったともいえる。 それに伴い、良質の物を求めて特定火山クエストにひたすら労力を費やすハンター(通称:炭鉱夫)が今作から出現する。 これらの課題に対して、ユーザーからは亜種・希少種(*3)の採用を始めとする旧作要素の継続路線を希望する声が多く挙がった。一方で、これはあくまでも旧作と比べてのボリュームダウンであり、本作自体は数十時間以上十分に遊べるゲームである。また、亜種で水増し(*4)せずに新規モンスターを中心に構成し、武器についても数を絞る事で程良いゲームバランスを保った調整を評価する声もある。 水中戦における息継ぎ周りのバランス調整が甘い。 酸素ゲージの減り自体がかなり遅く、あまり酸素に気を配る必要がない。ゲージ減少が早くなる(デメリット)スキルがつくとようやく気になるレベル。酸素ゲージを全回復する気泡も各フィールドに設置してあり、位置を覚えればわざわざ息継ぎに出る必要すらなくなってしまう。 このため酸素ゲージに関わる「酸素」スキルや酸素ゲージを回復する酸素玉はごく一部でしか出番がないことがほとんど。 一方で、あまり減少が早かったり、回復が煩わしいと戦闘どころではなくなるとの意見もあるので、これ自体は賛否両論といった所か。 属性やられの追加により、火球や放電などモンスターの属性攻撃の脅威が増し、これまで以上に気を配る必要性が出てきた。 全体的に『MHP2G』以前に比べると防具の属性耐性が極端で、特にマイナス耐性はそのままだと-20やら-30やらといった数値になってしまう。これにより、属性攻撃を多用するモンスターの戦闘力が大幅に向上している。 問題点 試み自体は評価されているものの、水中戦は全体的に練りこみ不足な面があり、評判があまり良くない。 水中ゆえの動きの遅さなどある程度は仕方がない面もあるが、操作性が凄まじく悪い。 水中では緊急回避が出来ない。また、泳いでる最中に攻撃と回避のボタン入力を受け付けない時間がある。回避や攻撃が1回できないだけで大幅に不利になってしまうこのシリーズには致命的である。 地上戦と違い敵味方共に動きが三次元となるため距離感がつかみづらい。 武器バランスは概ね良好である本作だが、水中における使い勝手は格差が激しい。 片手剣は手数の減少と回避性能の低さで著しく弱体化。デメリットを受けるばかりで長所がない。 逆にランスは非常に有利。水中では動きが鈍くなり、回避よりもガードの方が被弾を減らせる傾向が大きいためである。また攻撃面も、地上よりも手数が減らないし、ステップも回避と違って緩慢ではないため有利である。加えて突進が普通に泳ぐよりも早いので移動手段やヒットアンドアウェイの戦法としても使えるなど、頭一つ抜けている。 モンスターを一新したものの、「設定が理不尽」「戦っていて面白くない」という不人気モンスターが一部存在する。 特に上記の水中戦を得意とするモンスターは全体的に不人気な傾向にある。 モンスターそのものよりも水中戦自体が嫌われている部分が大きいか。 獣竜種にあたるモンスターは、「振り向く際に一歩後ろへ下がる」という行動をとり、その後突進等の攻撃へ即座に移行する。これについて、振り向きざまにモンスターの顔へ渾身の一撃を加えるというスタイルをとる大剣やハンマーを使うプレイヤーからは少々不満が出ている。この辺は経験を積んで臨むしかないのだが……。 そもそもこの問題は、これまで鳥竜種の専売特許であったバックステップを大型モンスターが用いることになったことへの不平が絡んでいるとも考えられる。 「古龍種」討伐の作業化が従来作と同等以上に顕著になっており、専用部屋の数が多い割に効率を重視する部屋の割合が高いため、装備条件が合わないと参加を断られてしまうハンターが頻出した。 操作に使うクラシックコントローラはPS2のコントローラに比べてボタン数が少ない。そのため一部の操作が複数ボタン同時押しになってしまい、据え置きのコントローラ操作に慣れているユーザーは戸惑う事も少なくない。 特に納刀状態からガードや溜め行動を行う際の操作(R1+x+aボタン)。慣れないうちはキック(xボタン)が暴発してしまう事が多いため、非常に使いにくい。 Wii版『MHG』ではR1+xの同時押しにより、ダッシュ中ならばxボタンを押すだけでガードや溜め行動ができたため、余計に改悪とみなされやすい。 なぜか太刀を作成可能になる時期が遅い。オフラインプレイでは中盤まで武器屋のラインナップにさえない。 ボウガンの仕様変更については「微妙」という評価が多い。 システム自体はなかなか面白みがあるものだが、モンスターの種類の少なさが災いし作れるパーツの種類が少なすぎる。このため組み合わせの選択肢も必然的に少なくなり、結局似たり寄ったりの物しかできない。 結局『MHP3』以降ボウガンの仕様は元に戻ることになり、ミドルボウガンは本作のみでの登場となっている。 一部スキルに必要な条件が底上げされたため、そのスキルを使用したい場合、装備の選択肢の幅が限定的。 モンスターの種類の少なさに伴い、着せ替えの組み合わせバリエーションが少なく、防具をシリーズ一式で揃えてしまうと他人と被りやすい。 制限時間の単位に「分」が使われているが、実際の制限時間はゲーム中に表示される制限時間の0.9倍という不可思議な仕様。 つまり、制限時間50分のクエストは現実世界の45分で終了する。慣れてしまえば、制限時間ギリギリまで戦うようなゲームではないのだが、初心者の内は注意が必要。 村でWiiリモコンに保存された闘技場データを受け取るとリモコン内のデータは上書きされる。そのため、そのままセーブせずにゲームを終了するとアイテム・クリアタイム等のデータが再度取得できなくなってしまい、苦労が水の泡となる。 通常は本体データに闘技場のデータを保存するのでこの現象は起こらない。リモコンを複数持ちよってのマルチプレイ時、ゲストプレイヤー側にのみ起こりうる事態。こまめにセーブすれば防げるものではあるが… オンラインプレイ時の問題点 オンラインのチャットシステムの貧弱さ。 一回のコメントで入力できる最大文字数はわずか16文字。『MHF』はもちろんPS2で発売された過去作と見比べても、お粗末な仕様と言わざるを得ない。よく言われる物では、「ウラガンキンを狩りに行きませんか?」が1回で入りきらないといった有様。 日本語変換ツールには『かしこい日本語ATOK』が使用されているのだが、これがびっくりするほどかしこくない。 よく挙がるものでは「ヒと(人)」「簿迂愚(防具)」「素着る(スキル)」「討議上(闘技場)」「擬留土(ギルド)」これらはいずれも『モンハン』シリーズにおいて使用頻度の高い語句である。 一方で「おジャ魔女どれみ」や「Hey! Say! Jump!」など、ゲーム中でほぼ確実に使わない単語は一発変換できる。おジャ魔女どれみに至っては「おじゃまじょ」だけで変換できるなど、無駄な部分でかしこいため余計に腹が立つ。 クエストの最大定員が4人にもかかわらず、部屋の最大定員が10人と中途半端。 4人1組で行動するため、満員の時はパーティを分ける必要がある。ただし、目的別の募集部屋では部屋定員自体が4名なので、そちらを利用することで改善は可能。 唯一の水中戦用古龍である「ナバルデウス」が何故かオフラインでしか戦えない。 当然ながら「ナバルデウスを多人数で狩りたかった」というユーザーは多い。 他プレイヤーが受注したクエストにエントリー後、「準備完了」している間は、動くことはおろかチャットさえできなくなる。 前作まではプレイヤー一覧で各ハンターのステータスが見られたが、今作は個々のハンターに近づかないとステータス確認が出来ない。 どのハンターがどのクエストまで受けられるかの確認がかなり面倒。Wii版の『MHG』にすらあった機能なのに、なぜ仕様を変更したのか。 オンラインプレイのハードルはPS2で出された過去作に比べ下がったが、それによりネチケットに乏しい者が多く流入するという弊害も生まれた。 上記のとおり、比較的容易にオンラインを利用できるため、若年層が格段に増えたとされる。 また、本作で太刀に追加されたモーション、「気刃大回転斬り」は通称「気刃大迷惑斬り」と言われるぐらい巻き込み率が高い。このため、従来からソロでの扱いやすさや見た目の格好よさによりプレイヤースキルの伴わないプレイヤーが多く、元より地雷扱いされやすい太刀使いの地雷率が更に跳ね上がった。 本作の太刀は大回転斬りをキッチリ当てて行かないと火力が出ない仕様であることも大きい。もちろんプレイヤースキルの高い太刀使いも多いので、太刀を使っているというだけで地雷扱いするようなマナー違反は慎むこと。 総評 単体で見れば平均以上の出来である。旧作で指摘されてきた問題点がかなり改善されており、シリーズものとして見ても及第点以上といえる。 また従来シリーズと比べて取っ付きやすい操作系である本作は、内容は評価されても操作性で敬遠されがちだった海外市場において モンスターハンターシリーズの名を広める事にも貢献した。 しかし、システムの一新に伴うボリューム不足が足を引っ張っており、『MHF』や『MHP2G』をプレイしたユーザーからの評価は大きく分かれている。 オンラインでの協力プレイが楽しいシリーズなだけに、オン環境に大小様々な問題を抱えている点も残念であった。 発売前の話題・小売殺し + ... カプコンは当初、本作をPS3で発売するとしていたが、開発費などの理由でWiiに変更した。そのため本作目的でPS3を買ったファンからは批難の声が挙がった。 ソニー据え置き機での完全新作は、9年後の『MHW』を待つこととなる。 本作発売数ヶ月前に『MHG』を、本作の体験版+クラシックコントローラをセットにしてリリースしている。『MHG』はクラコン専用で必然的にクラコンを所持することになる。その後クラコンPRO及びそれを同梱した本作が発売。 なお、ゲームとのセット販売されたクラシックコントローラPROは今作のためにカプコンの開発スタッフと協議した上で作られた、いわば特注仕様である。任天堂が他社に意見を求める事は前代未聞。 本作の販売方法は小売店から顰蹙を買った。 この理由には販売のやり口のあざとさが挙げられる。発注時期の情報ではクラコン同梱版が限定発売でしかも配分が少なかったのだが、小売店が通常版を沢山発注した頃を見計らったかのように、クラコン同梱版が大幅に増産&新色追加&限定だったはずが後出しで再生産。しかも再受注無しで満数出荷と小売店にとっては頭の痛い展開となり、供給過多で発売からわずか1週間ほどで半値以下まで落ち、原価割れとなってしまったためである。出荷本数が非常に多いこともあり、現在でもかなりの安価で投げ売りされている。 余談・その後の展開 販売本数はWiiではサード製タイトルで唯一ミリオンヒットを達成し、当時の据え置き版ではシリーズ最高の売り上げ(*5)となった。 カプコンの目標販売本数だった200万本には及ばなかったが、Wiiソフトの売り上げ本数では歴代11位と健闘した方である。 海外での評価と売上もモンハンとしては高く、任天堂が大々的に宣伝したこともあり、北米・欧州合わせて70万本とそこそこのヒット。 ただ、ある程度売れたにもかかわらずWiiの市場問題の関係上か、WiiではG等のマイナーチェンジ版は発売されていない。 2010年12月1日に『ポータブル』シリーズ最新作である『モンスターハンターポータブル 3rd』が発売された。 容量の都合で水中戦こそ無いものの、今作で削除された武器の復活、今作に登場した新要素の追加、新フィールドや新モンスターの追加、旧作モンスターや今作に登場したモンスターの亜種の追加がなされている。 今作の最大の特徴ともいえる水中戦が削除された点も、皮肉なことに『MHP3』では概ね好評を持って迎えられた。 なお、『MHP3』は初週で今作の売上累計を軽く超え、450万本と(当時)シリーズ最高(*6)の売上を叩き出している。もっとも売上に関しては、ハードの普及率や協力プレイの手軽さといった事情から、一概に比べられる物ではないが……。 本作のアップグレード版である『モンスターハンター3G』が3DSで、それをHD化したものがWii Uで発売された。 データ引継ぎができないものの、『MHP3』に登場したモンスター及びその亜種の追加、『MHP3』に登場しなかったモンスターの再登場、今作で削除された武器カテゴリの復活等、本作の不満をほぼ払拭する内容になっている。 あくまでも本作のアップグレード版であり、『MHP3』で削除された水中戦も本作そのままの使用で続投している。
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種類 必要ハンター ギルドモンスター(下位) 下位ハンター ギルドモンスター(上位) 上位ハンター ギルドモンスター(G級) G級ハンター ↑はランク別に分けました。↓は全ギルドモンスターです。 カード名 弾 パワー 必要装備 必要数 装備ハンター ランク ア イャンガルルガ※ 6弾 1900 ガルルガXシリーズ 1 蛇槍【ウロボロス】グラキファーボウII 6 イャンクック※ 1弾 1400 クックSシリーズ 1 雷神宝剣キリン封龍剣【超絶一門】 3 イャンクック亜種※ 5弾 300 クックDシリーズ 1 ソニックビードロー 2 8弾 700 クックUシリーズ 1 フクロダタキ大鬼槍ラージャン 3 オオナズチ※ 3弾 1500 ミヅハ覇/トヨタマ覇シリーズ 1 独龍剣【蒼鬼】龍木ノ笛【宿神】ヒドゥンスナイパーグラン=ダオラ 4 7弾 1900 ミヅハ真/トヨタマ真シリーズ 1 銘火竜弩マジンノオカリナグラビドギガロアルナーリコーダー 6 カ ガノトトス※ 6弾 1200 ガノスSシリーズ 1 ゲキリュウノツガイブロスブロス改 4 ガノトトス亜種※ 8弾 1500 ガノスZシリーズ 1 青鳥幣弓III 6 キリン※ 7弾 300 キリンシリーズ 1 ガノカットラス改雷槍【イカズチ】ナナ=ロアテイルストリング改 2 6弾 1700 キリンSシリーズ 1 召雷剣【麒麟王】 4 3弾 1500 キリンXシリーズ 1 双聖剣ギルドナイトアイシクルボウII 8 プロモ 500 1 8 クシャルダオラ※ 3弾 1300 クシャナSシリーズ 1 ジャッジメントアイアンインパクトミラージュショテル改 4 8弾 1500 1 4 4弾 1800 クシャナXシリーズ 1 テオ=フランロンガグランドブロス 8 グラビモス※ 4弾 1600 グラビドSシリーズ 1 フルボルテージ漆黒槍グラビモス神ヶ島 4 8弾 1300 1 4 グラビモス亜種※ 5弾 2100 グラビドZシリーズ 1 機神双鋸 6 クルペッコ※ 7弾 1300 ペッコGシリーズ 1 アジダル・ハーカス剛カタラクトブレイド雷迅剣斧ライコウ天 斧モード雷迅剣斧ライコウ天 剣モード 3 ゲリョス※ 2弾 400 ゲリョスシリーズ 1 ブルタスクハンマーアイアンストライク改ハンターボウIV 2 7弾 1200 ゲリョスSシリーズ 1 紅蓮双刃 4 ゲリョス亜種※ 5弾 1000 ゲリョスUシリーズ 1 ナナ=フレア 3 サ ショウグンギザミ※ 2弾 1200 ギザミSシリーズ 1 バベル老山龍砲・皇黒刀【参ノ型】ヤツザキ 3 7弾 1200 1 4 ショウグンギザミ亜種※ 5弾 1600 ギザミZシリーズ 1 氷牙テスカ・デル・ソル 5 タ ダイミョウザザミ※ 1弾 1200 ザザミSシリーズ 1 ブループロミネンス海王槍リヴァイアサン覇銃槍アペカムトルム 3 4弾 1300 1 3 ダイミョウザザミ亜種※ 6弾 1900 ザザミZシリーズ 1 レイジングテンペストミストラル=ダオラ 5 ティガレックス※ 4弾 1200 レックスSシリーズ 1 双影剣 4 2弾 1500 レックスXシリーズ 1 祭囃子・晴嵐ノ調轟弓【大虎髯】飛竜刀【銀】マスターバグパイプ桜花の連弩 6 5弾 1900 1 6 6弾 2000 1 6 テオ・テスカトル※ 7弾 1500 カイザーSシリーズ 1 角王鎚カオスレンダークロノスグレネードシルバールーク 4 3弾8弾S06 250021002200 カイザーXシリーズ 1 マグニチュード雷刃ヴァジュラ覇剛刀クーネタンカム霞双剣オオナズチ 9 ディアブロス※ 1弾 1200 ディアブロSシリーズ 1 ジークムントヒドゥンゲイズグレートノヴァ 4 5弾 1000 1 4 ディアブロス亜種※ 2弾 1200 ディアブロUシリーズ 1 グラインドクレイモア轟鼓【虎鐘】ブラックゴアキャノンきんねこハンマー 4 8弾 1300 1 4 プロモ 1800 ディアブロZシリーズ 1 コウリュウノツガイフローズンインパクト轟銃槍【大虎砲】 6 ドスイーオス※ 4弾 500 イーオスシリーズ 1 アッパータバルジン 1 ドスガレオス※ 8弾 500 ガレオスシリーズ 1 ティタルニアウォードラム改 1 ドスギアノス※ 1弾 600 ギアノスシリーズ 1 コロナボーンシューター 1 ドスゲネポス※ 3弾 400 ゲネポスシリーズ 1 ショットボウガン・碧 1 ドスジャギィ※ 6弾 500 ジャギィシリーズ 1 ソルジャーダガー荒くれの大剣 2 ドスファンゴ※ 1弾 1000 ボーンシリーズ 2 ブレイドエッジ改サクラノリコーダー 2 ドスランポス※ 2弾 400 ランポスシリーズ 2 鉄刀【神楽】竜骨銃槍 1 ドドブランゴ※ 5弾 1000 ブランゴシリーズ 1 クリムゾンゴートオオバサミIV 2 1弾 1200 ブランゴSシリーズ 1 ブラッドフルート老山龍砲・覇 3 ドドブランゴ亜種※ 3弾 1700 ブランゴZシリーズ 1 老山龍砲・極ベナムデパルファン 5 ナ ナナ・テスカトリ※ 3弾 1000 エンプレスシリーズ 2 フルミナントソードグラシアルブロス改 2 7弾 2000 エンプレスXシリーズ 1 女王笛ランゴスタテオ=エクシス闇夜剣【昏冥】毒槌【鳥兜】 6 プロモ 2400 1 6 ナルガクルガ※ 1弾 1300 ナルガSシリーズ 1 鬼神斬破刀デザートダイバーサンドフォール改 4 4弾 1000 1 4 6弾 2000 ナルガXシリーズ 1 暗夜剣【宵闇】暗夜槍【黒雨】ガオレンオーブ 6 ハ バサルモス※ 5弾 1200 バサルSシリーズ 1 ヒドゥンエッジ 4 2弾 2000 バサルXシリーズ 1 火砕断ジェネシスタイタンパンツァーギザザミハルス 5 ババコンガ※ 3弾 800 コンガシリーズ 1 フルフルホルンイャンクック砲(3弾) 2 6弾 1500 コンガSシリーズ 1 グラキファーボウI 3 ババコンガ亜種※ 1弾 2100 コンガZシリーズ 1 極鎚ジャガーノートマジンノランププロミネンスソウル 5 ヒプノック※ 5弾 1100 ヒプノSシリーズ 1 オオバサミIV轟爪【虎血】 3 フルフル※ 2弾 1300 フルフルSシリーズ 1 ヒドゥンブレイズビッグスラッガー轟槍【独虎】 4 5弾 1100 1 4 フルフル亜種※ 4弾 1200 フルフルUシリーズ 1 ヴォルカニックロックフルフルフルート 4 ヴォルガノス※ 3弾 1700 ラヴァXシリーズ 1 ラストエクディシスヒュペル=ダオラ 6 ベリオロス※ 7弾 1100 ベリオシリーズ 1 アンバースラッシュ 斧モードアンバースラッシュ 剣モード 2 ボルボロス※ 8弾 1200 ボロスGシリーズ 1 雷迅砲サンダークルス 3 マ モノブロス※ 3弾 1300 モノブロスSシリーズ 1 クレセントヴァイスカエルクラフト蒼刃剣ガノトトス 3 8弾 1200 1 4 モノブロス亜種※ 5弾 1400 モノデビルUシリーズ 1 パワーハンターボウIII激鎚オンスロートガオレンスフィア 4 ヤ ヤマツカミ※ 4弾 2200 夜叉・真/修羅・真シリーズ 1 熔解銃槍ヴォルガノス龍木ノ古弓【日神】ユミ【凶】 10 7弾 2300 1 6 プロモ 3000 1 10 ラ ラージャン※ 4弾 1800 金色・真/黒子・真シリーズ 1 角王剣アーティラート夜刀【月影】 10 ラギアクルス※ 6弾 1300 ラギアGシリーズ 1 雷震槌ボルテクス剛雷地槍ドーリス剛 4 リオレイア※ 2弾 2000 レイアSシリーズ 2 クイーンレイピアジェイドテンペスト 4 リオレイア亜種※ 3弾 1600 リオハートUシリーズ 1 ギルドナイトセーバー 3 8弾 1800 リオハートZシリーズ 1 崩笛ウコトカムルバスガイアイーター 6 リオレイア希少種※ 7弾 1300 ゴールドルナシリーズ 1 シルバースパルタカスツルギ【狼】封龍槍【刹那】 4 2弾 1900 G・ルナZシリーズ 1 龍木ノ古笛【神歌】夜砲【黒風】 6 リオレウス※ 1弾 1100 レウスSシリーズ 1 煌剣リオレウスプロミネンスボウIII飛竜刀【楓】ペイルカイザー 4 4弾 1100 1 4 SP 1800 1 4 5弾 2000 レウスXシリーズ 1 蒼穹桜花の対弩 6 リオレウス亜種※ 2弾 1100 リオソウルUシリーズ 1 軍刀【獅子皇】双龍剣【天地】ツインブロスハンマー轟槌【虎丸】ガオレンズベル 4 S05 1200 1 4 リオレウス希少種※ 6弾 1600 シルバーソルシリーズ 2 繚乱の対弩覇剣エムカムトルムインペリアルソード轟銃槍【虎砲】 4 1弾 3000 S・ソルZシリーズ 2 ガオレンズトゥーカ黒刀【終ノ型】イヌキ 6 プロモ 3200 2 6
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モンスターハンター4 うちの家族のうち、 3人もモンスターハンター4やってます。 それも、けっこう長時間やってます。 モンスターハンターシリーズは、 たぶんうちの家族でいちばんやってるっぽいゲームです。 わたしは、アクションゲームが苦手なのでやりません。
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うわっ…私の会心率、低すぎ…? 説明 スキルレベル 会心率がUPする。 Lv1 会心率+5% Lv2 会心率+10% Lv3 会心率+15% Lv4 会心率+20% Lv5 会心率+25% Lv6 会心率+30% Lv7 会心率+40% ※無印→IBで下記の調整 Lv1 会心率+3%→5% Lv2 会心率+6%→10% Lv3 会心率+10%→15% Lv4 会心率+15%→20% Lv5 会心率+20%→25% Lv6 会心率+25%→30% Lv7 会心率+30%→40% 効果詳細・解説 効果がパワーアップした以上に 扱いが大きく変わったスキル 前作分は見切り(MHW無印)で別ページ解説 アイスボーンで採用率が高いスキルの一つ スキル効果が単純に強化されただけでなく よく話に挙がるのには大よそ下記の前提がある 弱点特効が実質弱体を受けた 特殊装具で赤い発煙筒の使用者が減った でも会心率を確保したい 他スキルでの会心確保は期待しにくい 都合よくガルルガ脚やキリン胴がエロい TA勢が怯み計算をやりたい スキル全部火力に注ぎ込みたい 素の武器攻撃力がマスターランクで上がってるんだから 割合上昇組の見切りより、加算上昇組の攻撃等が調整されるべきでは? 超会心とか達人芸ってのもあるよね、とかそういうのもあるけど 弓で見切りの話題が増える理由ではない 上記前提があるので 「クラッチクローで傷つけます」 「誰かしら赤い発煙筒つかってます」 「痴女なんて嫌です別の防具を使います」 「会心100%を超えます」 「そんなに火力を求めていません」等々 状況次第では採用を見送った方が良い時がある 会心率を確保したいのは間違いない でもオーバースペックには注意しよう 「うわっ…あの死んだ奴の会心率、高すぎ…? 」 見切りLv7抱えて死ぬとカッコ悪いぞ 歴史 MHW無印(下位~上位) 見切り(MHW無印)参照 マルチなら誰かしら順番で発煙筒を置くし ソロなら発煙筒の効果時間+α程度で狩りが終わる この環境で弱点特効(MHW無印)で50%稼げる MHW IB(マスター) 他武器種含めて採用者が急増した 野良救援に来て死ぬハンターさんの装備と 最強装備自慢をするハンターさんの装備には 見切りLv7が積まれていることが多い 防具 護石 達人の護石Ⅲ(護石Lv3まで) 達人の護石Ⅳ(護石Lv4まで)IB 装飾品 達人珠【1】(レア度6) 達人珠Ⅱ【4】IB 〇〇・達人珠【4】IB 名前 コメント すべてのコメントを見る
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モンスターハンターポータブル 2nd 【もんすたーはんたーぽーたぶる せかんど】 ジャンル ハンティングアクション 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元・開発元 カプコン 発売日 2007年2月22日 定価 4,800円 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 ポイント 『MH2』の問題点を改善しライトユーザーも意識した新作新モンスターのティガレックスは一躍人気モンスターに狩りゲーブームの火付け役覇弓レラカムトルムのバランスブレイカーっぷりも語り草シリーズ及びPSP用ソフト初のミリオンセラー日本ゲーム大賞2007年度大賞受賞 モンスターハンターシリーズ 概要 特徴・変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 『モンスターハンターポータブル』(以下MHP)の続編。 『モンスターハンター2』(以下MH2)をベースに世界観を引き継いで作られているが、「ポッケ村」という雪山の村を拠点とするクエストが展開される新作となっている。 装備や登場モンスターは『MH2』のものをほぼすべて踏襲し、目玉として新規モンスターが2種追加。 また、拠点が雪山に変わった事により、マップごとの難易度に調整が入っている。 本作は『MH2』までに登場したほぼすべての装備やモンスターを実装している。 使用できる武器は『MH2』と同じく、片手剣・双剣・大剣・ランス・ハンマー・ボウガン(ライト/ヘビィ)・太刀・狩猟笛・ガンランス・弓の11種類。 『MHP』のセーブデータがあれば、所持金や特殊な生産券を引き継いだ状態でスタートすることもできる。 『MHP2G』を含め、装備をコンプを目指す場合は、データ引き継ぎが必須となる。 特徴・変更点 BG(バックグラウンド)ロード クエスト中のエリア間の移動の際にかかるロード時間を短縮する機能。常時ONだとバッテリーの消耗が激しいため、電源設備がない場所では非推奨になっている(使用自体は可能)。 新設備 アイルーキッチンに「よろず焼き」が追加。多くの肉や魚を一気に焼いてもらうことが可能。 農場にトレニャーが追加。派遣すると、投資ポイントや派遣場所に応じて素材を入手してくるようになる。これでしか手に入らない珍しい素材も。 ギアノス命名 過去作に登場したいわゆる「白ランポス」「ランポス亜種」に名前が与えられた。 新モンスター ドスギアノス:ギアノスのリーダー格。最初に戦う大型(中型)モンスターの位置づけである。 轟竜ティガレックス:原始的な風貌を残す飛竜種。良モンスターの呼び声が高く、後のシリーズにも数多く登場している。 覇竜アカムトルム:本作のラスボス的位置づけ。 ティガレックス共々、07年7月に発売された(MH2ベースの)フロンティアにも輸入された。当時は、「せっかくだしドスギアノスも輸入してくれれば良かったのに」という声も一部ではあった。 評価点 前作の問題点の解消 武器間のバランス 前作『MH2』は、様々な要素の追加によりボリュームは非常に盛りだくさんだったのだが、追加された新武器が弱すぎる、雑魚の異常な耐久力など、バランスの悪さが何よりの問題として挙げられていた。今作はそんな問題のあらゆる面で徹底的に見直しが図られ、その結果ゲームバランスは格段に向上した。前作で弱すぎると不評だった太刀、弓、狩猟笛、ガンランスは攻撃力(正確にはモーション値)が大幅に増加。バリエーションも増え、古参の武器にも勝るとも劣らない活躍が出来るようになり、積極的に使用するハンターが増加した。 弓に「~弾強化」が対応、狩猟笛の演奏効果を「笛吹き名人」で延ばせる、ガンランスの砲撃を「砲術師」で強化など、今では常識となったスキルの仕様も本作からの導入である。 特にガンランスは、『MH2』時代に受けていた空気的な扱いから一変。熱狂的とも言えるほどのファンを獲得するまでに至った。後に『MH3』ではガンランスはリストラされてしまうのだが、それに落胆したハンターも多数いた程。 ただしガンランスはマイナスの斬れ味補正(*1)が残ったままであり、『MHP2G』でも若干緩和されているが残っている。 お手軽になったアイテム収集 『MHP』で好評だった農場システムを復活。ハチミツを始めとする、狩猟生活に欠かせないアイテムが簡単に入手できるようになった。もちろん素材ツアーもちゃんと存在する。 その他の改善点 防具の強化に素材が不要になり、鎧玉だけで強化できるようになった。 派生強化の概念は無くなり、いずれの防具も直接生産できるようになった。 装飾品は着脱の際に壊れる仕様が無くなり、非常にとっつきやすくなった。 食材アイテムは廃止。アイルーキッチンに行けば自動的に用意されているという『MHP』と同様の仕様となった。ハンターランクが上がると食材のレベルも上がり、より高いステータスアップが望める。 季節の概念も廃止され、食材の組み合わせを季節によって変えなければならないという厄介な仕様が無くなった。昼夜の変化はリアルタイムではなく、クエストごとに決まっている。 操作性・グラフィックの向上 ゲームバランスは高評価な一方、PSPに移植したばかりで、粗削りな感が否めなかった『MHP』に改良が加えられ、操作性は格段に上がった。モンスターも棒立ちしたと思ったら瞬間移動したり、時々当たり判定が無くなったりするなどの処理による不具合もほとんどなくなった。 新モンスターの数は多くないが、序盤・中盤・終盤の要所に配置されており、既存のプレイヤーを飽きさせない工夫がある。 轟竜ティガレックス 前作『MH2』で不評であった古龍種の反省から、「度を越した魔法じみた設定のモンスターは出さない(*2)」というコンセプトのもとで生み出された。モンハンの世界観と見事にマッチした野性味あふれる設定、空中や地中など、自分が一方的に有利になる場所からの攻撃は一切してこないといった要素から「戦っていてやりがいがある」、「小細工なしに強い」と非常に人気が高い。 動き方はオオトカゲをモデルにしたとの事。四つん這いの姿勢故に体高が低く、どんな武器種でも安定して攻撃できる点も評価のポイント。後の作品ではこの骨格を流用したモンスターが何体か登場し、「レックス系(骨格)」と呼ばれるようになった。 とある理由により、シリーズでも屈指のトラウマモンスターとして扱われている。 + その理由。以下ネタバレ含む とある依頼(序盤の昇級関係)で、プレイヤーはポポの肉を入手するため雪山の山頂へ行くことになる(ポポは草食性のモンスターで、初心者でも容易に倒せる程弱い)。山頂のエリアは全部で3つあるのだが、その内の一つに何とティガレックスが居座っている(初遭遇時には必ず登場ムービーが入る。これがまた恐ろしい仕上がりである…)。しかも麓から山頂に行くまでの2つのルートのうち、安全な方は岩が設置してあるせいで通行不可能。このクエストを達成するためには嫌でもティガレックスと相対し、切り抜けて奥に行かなければならない。 無論、ティガレックスは明らかにこの段階で出てくるような相手ではない。RPGなどにありがちな「その場は負けるか逃げるしかないボス」のモンハン版である。当然のことながら初期装備で太刀打ちできる相手ではなく、多くのハンターはそのまま餌食になっていった(*3)。この事故をきっかけに、ティガレックスをトラウマの代名詞的な存在として挙げるハンターは多い。 設定ではティガレックスはポポの肉が大好物であり、それを求めて雪山に姿を現すのだが、ハッキリ言ってハンターはとばっちりを受けたとしか言いようがない。今なおティガレックスに苦手意識を持つプレイヤーの要因はほとんどがこれである。 音楽 ポッケ村のBGM「ポッケ村のテーマ」やティガレックス戦のBGM「牙を剥く轟竜/ティガレックス」、アカムトルム戦のBGM「獄炎の覇王/アカムトルム」などの新曲も好評。 賛否両論点 ヤマツカミのリストラ ほぼ全てのモンスターが続投する中、『MH2』で初登場したヤマツカミだけが続投できなかった。当時のヤマツカミは戦闘の手間から不評意見も多かったのだが、シリーズにおいてモンスターのリストラが行われたは初の事例であり、当時は惜しむ声も少なからずあった。 その後、後述する『MHP2G』では仕様を大幅に変えたうえで復活を遂げた。 問題点 相変わらずのカメラワークの悪さ この改善は、約4年後の『モンスターハンターポータブル 3rd』(以下MHP3)まで待つことになる。 お手軽なハメ行為 高台ハメ。一部ステージにはモンスターの攻撃を掻い潜れる高台が存在し、そこから攻撃すれば容易に狩猟が可能。 ただし、基本的にはガンナーでないと攻撃を当てるのは難しく、また正攻法で狩るよりも時間がかかるので、一種の救済措置として意図的な面もあったと思われる。実際、『MHP2G』でいくつかのハメが不可能になったが、賛否両論がある。 閃光玉ハメ。閃光玉が効いてる時は攻撃技が減るモンスターに対して、効果が切れたら再び閃光玉を投げ続ける事で攻撃技を封殺できる。ただし、モンスターに閃光玉を当てるには慣れが必要な為、高台ハメ程お手軽ではない。こちらは『MH3』で修正された。 何故かアカムトルムは どこに投げようが必ず閃光玉が効く という性質があり、これを利用した閃光ハメが横行するようになった。更に素材も高く売れるため、ラスボスにもかかわらず乱獲されることに。そのためかファンから「アカム銀行」、銀行のATMをもじって「AKM」等と呼ばれる。ちなみにAkamuToruMuと偶然にも一致している。 ただし閃光玉が効く時間はかなり短いので、ソロプレイでは閃光ハメだけで討伐するのは実質不可能(狩猟の手助けにはなるだろう)。この方法がお手軽なのは複数人でのプレイに限られる。 シリーズ通してだが敵の攻撃の当たり判定の理不尽さ 特にガノトトスの体当たり攻撃が話題に上がりやすい。『MHP2G』でも改善されることはなく、『ポータブル』シリーズにおいては『MHP3』でようやく改善された。 一部の武器の異常な強さ なんといっても 覇弓レラカムトルム があまりにも強すぎる。アカムトルムを何回か狩れば容易に作れるが、その強さは 『MHP2G』を含めた武器(*4)の中でも最上位レベル 。どのぐらい強いのかと言えば、スキルを整えればソロでも上位ラオシャンロンが一歩も進めなくなるレベル(*5)。会心率を加味した攻撃力も十分すぎるほどで、龍属性が全く効かないラージャンなどでも最適解扱いされるほどであった。 この弓があれば他の弓はゴミ同然 といっても過言ではない。 当然『MHP2G』では大幅に弱体化した(派生先である覇滅弓クーネレラカムに強化し、さらにスキル「装填数UP」を発動させることで、ようやく当時のレラカムトルムと遜色ない性能になる)。 その性能は攻撃力300に龍属性200(他のアカム武器は属性値がそもそも無い)。圧倒的なのは本作の あらゆる武器で最大 を誇る会心率50%である。仮に見切り+3をつけようものなら会心率は80%まで上がり、もはやクリティカルが出ないほうが少ないという謎の事態となる。 もともとアカムトルムの素材から作られる武器は攻撃力が異常に高い反面、切れ味ゲージが悪い(スキルで強化しても緑まで)というデメリットも抱えていた。しかし、遠距離武器である弓には切れ味などというものはなく、性能を相殺するはずのデメリットがないため上記のような壊れ性能になってしまったと考えられる(強撃ビンが装填不可ならば多少は話が変わったであろうが……)。一方でこの武器を除けば、武器間のバランスは非常に良い。 また、アカムトルムから作成できる防具もとても優秀である。 剣士はスキルに「斬れ味レベル+1」「耳栓」「見切り+2」に加えて、装飾品で「高級耳栓」が発動し、なおかつマイナススキルが一切発動しないのである。ただし武器と違ってこれ一強とまでは言い切れないが。 ミラボレアス亜種(祖龍)が配信限定 『MHP2G』では上位、G級共に通常クエストに出現するようにはなったが、この配信の出し惜しみはシリーズが進むごとにさらに悪化することになる。 総評 MH2の問題点を改善しつつ、より遊びやすい作りへ進化した作品。 前作『MHP』を大きく越える売り上げを誇り、シリーズ及びPSP作品初のミリオン突破作品となった。 一般的に『モンハン』シリーズが普及し始めたのが本作からである。 前作がやや移植色が強かったのに比べ、本作は『ポータブル』シリーズとしての特色を押し出し、据え置きシリーズとは異なる独自の路線を確立した功績も大きい。 その後の展開 後に本作のアッパーバージョンとして『モンスターハンターポータブル 2nd G』が発売された。 余談 日本ゲーム大賞2007年度大賞を受賞。他に受賞した作品は『Wii Sports』。 今作の発売後に前作『MHP』の売上もミリオンを突破した(Best版含む)。